D&DEPARTMENT RECRUITING PROJECT
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好きのリレーがつづくを作る

谷名真果
d47 MUSEUM ショップスタッフ
2023年11月入社

学生時代に全国各地を巡ったからこそ、今は東京から発信したい

-d47 MUSEUMに併設するショップで販売を担当されている谷名さんですが、D&DEPARTMENTにはいつ頃から興味があったのでしょう?

谷名: 私の大学生活がコロナ禍真っ最中で、就活も始めたのですが全てがオンラインで、なんだかしっくりこなくて。もっといろんな働き方があるのでは?と思い、学校の先輩たちに相談をしていたら、鳥取県にある「タルマーリー」というパン屋さんを紹介してもらったんです。そこへインターンに行ったところ、D&DEPARTMENTに繋がりがあって、そこで初めて知りました。

谷名: でもInstagramをフォローしたくらいで、何をやっている会社なのかはあまりわかっておらず(笑)。そのまま、大学を休学して自分で麹屋さんや酒蔵さん、農的な暮らしをしているゲストハウスなどを転々としていました。いろんな作り手さんのところに行って、現場仕事を一緒にやらせてもらう中で気づいたのは、私は作られたもの、作っている人のことをまだ知らない人に「伝える」ことが好きだな、ということ。

それなら、全国各地を回るよりも東京から発信できるということに興味があるかも、と考え始めたとき、D&DEPARTMENTのインターンの募集がInstagramに流れてきたんです。募集の文言に、こんな内容が書かれていました。「いろんな作り手さんと繋がって、お店作りもイベントづくりもひとつの編集。あなたらしい視点で編集ができる」と。

実は、編集の初心者ワークショップができるゲストハウスに滞在したこともあったんです。「編集」という言葉に惹かれたということも重なって、応募することにしました。

お客様の反応を、作り手のみなさんに届けていく

-インターンではどんなことを担当したのでしょう?

谷名: d47 MUSEUMのインターンで、まずは客層や店舗自体を分析する、というプログラムがありました。その上で、来場者の方々に出展者さんを知ってもらうにはどういう企画ができるかを考えるというものでした。

同じタイミングでインターンとなった学生4名で色々とアイデアを出すことになったんです。そのときの企画展は「Wellness Folklore〜土地の知恵から生まれた健やかな美しさ」。心身ともに豊かに、健やかに、というテーマを考えて。大分県代表として出展されていた、「HAA」という別府でバス用品を展開しているブランドに、商品開発の裏話や、ブランドを通してどんなことを伝えていきたいのかをお聞きするトークイベントを企画し、実現まで至りました。

-社員として入社してからは、どんなお仕事を?

谷名: インターンを経験しながら、2025年3月に大学を卒業して、そのまま入社し、ラッピングの仕方、会計の方法などを研修で学びながら、9月からいまの仕事を担当しています。メインは接客なのですが、商品の発注なども担当するポジションです。

ショップでは、ひとつのつくり手を約1ヶ月間ポップアップで特集する、という取り組みがあります。毎回、自分で企画書を書いて社内で提案するのですが、ただ商品を紹介するのではなく、つくり手さんにオンラインでお話しを聞く時間をいただいたりして、どんなことを課題に感じているのか、渋谷で販売すると言うことに対してどんな期待を持っていただいているのかをヒアリングすることもあります。やっぱりどうしても、1ヶ月のポップアップでご紹介するつくり手さんは、すごく好きになっちゃいますね。

特集の企画を通して、一商品ずつの見せ方を工夫すると売れ方が変わるんだなということも実践しながらわかるようになりました。たとえば、手書きの説明文で小さなPOPをつけてみたら、1ヶ月間の最後の売り上げでその用品が上位になったこともあって。ちゃんと考えたら、効果が出るんだと実感できました。

谷名: そういった工夫は、つくり手のみなさんへのフィードバックにも繋がるんです。たとえば、以前担当した沖縄のアクセサリー作家「かいのわ -kainowa-」さんは、沖縄県外での出展のご経験が少なく、D&DEPARTMENTでは、沖縄店以外での出展が初めてとのことでした。どんなお客様が、どんな目的で買って行ったのか、なにが決め手になったのかなどを細かくお伝えしたところ、今後の出展にも参考にしますと喜んでいただけたのが嬉しかったです。

それから、テーブル、ファッションなど担当するジャンルが決まるのですが、私は食品を担当しています。同じ担当同士、他の店舗と交流することもあって、同じ商品でも店舗によってどう売れ方が変わるのかが見えるのも面白いですね。富山店は地元のお客様が多いとか、渋谷は外国のお客様が多かったり、お土産や贈り物需要が高かったり。

「メーカーの方ですか?」と間違われるほど、作り手の熱量を伝えられる仕事

-展示と連動した売り場作りも特徴のひとつとお伺いしました。企画ごとに覚える商品知識も多いと思うのですが、どのようにインプットしているのですか?

谷名: 展示が始まる前に、週1〜2回くらいの頻度でつくり手さんとオンラインで繋いだり、実際にお店に来ていただいたりして、商品自体のこと、商品の取り扱いについてなどをお聞きする時間があります。これが本当に勉強になって。商品について深く知る機会にもなるので、とても愛着が湧くんです。

今思えば、大学時代に「まだ知らない人に伝える」ということがしたくて東京での仕事を探し始めた私にとってあまりにもピッタリで、ウハウハな気持ちです(笑)。

以前、接客でご対応したお客様が再来店してくださって、つくり手さんにヒアリングしたことをお伝えした場面がありました。そうしたらお客様から「メーカーの方ですか?」と言われて、逆にこちらが驚いて(笑)。つくり手だと思われるくらい商品やつくり手の魅力を話すことができているんだなと実感した出来事でもありました。

-イベントの企画や運営もされているそうですね。

谷名: そうなんです。たとえばd SCHOOLという学びのイベントがあるのですが、先日担当したのは山梨でハーブの栽培・研究をしている「HERBSTAND」さんの講座。「身近なハーブの楽しみ方」という切り口で実施したのですが、渋谷ヒカリエに来るのが初めてという方も半数くらいいらっしゃいました。こうしたイベントを通して、お客様の層が広がっていくのを感じられるのも嬉しいですね。

他にも、兵庫の紅茶ブランド「MUSICA TEA」さんによるブレンドティーの楽しみ方という講座を開いた際は、何年も継続している講座ということもあり、2回目、3回目の参加というリピーターさんもいらっしゃっていて。ただモノを販売するだけではない関係づくりができていると思います。

「知ることに貪欲」だから楽しめるマルチタスク

-d47 MUSEUMのショップで働く楽しさ、大変さはどんなところにありますか?

谷名: 面白いところでもあり、大変なのは、とにかくマルチタスクという点かもしれません。企画書を書くこともあれば、接客でお客様とお話しすることも多いですし、売り上げの計算や精算も。さらには告知をするときのSNSのテキストを書くこと、WEBのページやサイネージのポスターをデザイナーと協力して作るなど、本当に幅が広いんです。

それでも、スタッフのほとんどが知ることに貪欲な人。なんでも面白がる人が多いのは特徴の一つだと思います。それに、つくり手さんの熱を自分でそのまま伝えられるというのは醍醐味のひとつ。みんな、自分の担当しているつくり手さんの「一番のファン」だと思って日々働いているんじゃないでしょうか。

あと、実際に店頭の商品を使ってみたというスタッフも多いので、実感を持ってご紹介できるというのもありますね。肌に触れるものや石鹸類など、体質によって合う合わないがあるのも正直なところ。使ってみた感想などを共有するからこそ、お客様にご納得いただける接客に繋がっている気がします。

-最後に、D&DEPARTMENTは「つづくをつくる」という姿勢を大切にしていますが、谷名さんご自身はどのように考えていますか?

谷名: 私も、他のスタッフ同様に担当したつくり手さんの一番のファンになるという気持ちで働いています。それでも、私もまだまだつくり手さんについて知っていることは少ししかない、とも思っていて。お客様に接客する中でお話ししながら、長い目で見て、お客様にもお店に通っていただいて、一緒に知っていこう、と思っています。

その、一緒にお話しをしたお客様が商品のことを好きになってくださって、さらにはつくり手さんのファンになっていただく。そんな連鎖が生まれるような接客を大事にしていますね。買って欲しいというよりも、知っていることや自分の感想を正直に伝える。そうして広がっていくものがあるのかな、と思っています。

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